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契約会の会費はありませんが、総会の時に1人千円を必ず出していただくことになっています。80人いれば、それなりの金額になります。あとは祭りで太鼓を叩いたり、山車を出したりして寄付をいただいたり、山の木を売ったり土地を売ったりして運営をしてきました。それから、昔は定置網の漁業権も持っていました。毎年春には契約会を代表して20人が、岩沼市の竹駒神社(承和9(842)年、小倉百人一首で有名な参議小野篁(おののたかむら)卿が陸奥守として着任した際に、奥州鎮護を祈願して創建された)と、塩竃市の塩釜神社(国土開発・海上守護・安産守護・武徳の神として全国に知られている)に代参します。そこで、ご祈祷をしてもらい、商売繁盛・家内安全の札を会員分もらってきて総会で配ります。そして、総会が終わったら、今度は組ごとに分かれて、組長のところでお茶を飲みながら話をするんです。
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