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その日、私は志津川で議員の仕事をしていました。地震の大きな揺れがおさまって、時間を計算しながら、あそことあそこが越えられれば大丈夫と・・。車で家に戻りました。
震災後は、電気が止まってしまいましたが、薪ストーブと炭炬燵が役に立ちました。元はかんちゃんのお父さんが炭窯をやっていたんですが、震災でできなくなってしまったので、今は志津川の入谷地区で焼いたものを買っています。1袋2000円くらいかな。温かいんです、炭は。遠赤外線ですからね。暖をとることができて、助かりました。友だちが冷凍庫を持っていて、停電で溶けてしまうから、魚とか加工したものを「食べてくれ」と持ってきてくれたりもしましたね。
あと水は、全く汚れの無い川の水、それをポリ容器に入れて、従兄弟と交代で汲みました。まず、「水を汲ませてください」っていう多くの方が来たので、水槽をきれいにして、そこからバケツで汲めるようにしました。燃料が手に入ってからはポンプアップで汲み上げ出来るようになりました。
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