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灰干しワカメは、養殖もしくは天然の新鮮なワカメに、シダやススキ、わらなどの草木灰をまぶしたのち天日干しし、灰がついたまま製品とする海藻干製品です。
素干しワカメに比べ、鮮やかな緑色、歯ごたえの良さ、ワカメ特有の香りを、常温で1年以上保つことができるのが特徴です。
私の生家は、半農半漁です。兼業です。そして、自営業だね。田んぼも畑も魚もやるってことです。ワカメはここ何十年です。昔、ワカメは養殖ではなかったです。天然のものだから。皆さんは、おそらく養殖のワカメしか食べたことがないと思います。昔のワカメは、天然のものは硬かったんです。そいつが、技術が進歩してね、昔はワカメといえば、生で塩蔵したのが始まりです。
最初は、生のワカメを塩蔵にしたんです。そいつが色々進化して、ボイルして、茹でてからね、テレビで見たことあるでしょ?そのようになってきたんです。乾燥わかめといえば、昔も乾燥もやりました。その時は、灰をまぶして乾燥しました。灰で乾燥させると色が良かったんです。今は、天然物は全然ないです。養殖物を食べたら、天然物は硬くてね、今は誰も食わねぇの。
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