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あとは「振興会」というのがあって、人と人とのつながりを作るためにスポーツやゲートボール、そういったイベントとか、体操とか、そういう「年寄りが元気になるには、どういうことをしたらいいか」というのをやるわけね。というのは、今は病院へ行くと年寄りばっかりでしょ? 何でもないのに病院に来ては負担を大きくしている。年取ってくると体を動かさなければならない。体を健康にすればするほど、国はお金がかからないでしょ。
また、その「振興会」とか「契約会」とか「老人会」とか、別々の集まりが一緒に何かをやる場合もあるわけ。どっかでつながる点があるわけね。
「シルバー人材センター」が本吉に発足することになったときは、2年間理事をやらせてもらいました。そういう人の世話をする役回りが嫌で、静かにおとなしく暮らしたいと思って田舎に来たのに・・。
最初は、お掃除とか、買い物とかの仕事がほとんど回ってこないの。でも、段々とシルバーに頼んでくれる人が増えてきました。農家の人なんかは、段々年取って田んぼをやる労力が足りないのね。で、そういう家事を頼むのね。安くてやってくれるし。人材センターにいるお年寄りは、みんな現役をやっていた人だから、助かっているんじゃないですか?
本吉町は、国の推進事業として(平成の大合併)、平成21(2009)年9月、気仙沼市と合併をしたんです。合併に反対する人もいたけど、賛成する人もいて、メリットもあったんだけど、結局、合併してみたらデメリットの方が大きく出てしまったんです。財政的にも安定していたのに、貧乏になっちゃったし、議員さんも少なくなってしまいました。
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