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「弟家督」というのは、当時でもやっぱり少なかったと思います。お姉さんには子どもがいないから、母親が仕事をしている時は「どれどれ寄こしんさい」って、お姉さんが子守をしてくれて、それが夜になっても母に子どもを返さないってなると、実の姉妹なら「返してよ」って言えるけど、相手が(戸籍上の)お姑さんですからね。結局は女同士だから、いろいろ難しかったんだと思います。今はお嫁さんが強くなってお姑さんが弱くなって、だから、そんなに揉めないけれど、昔は逆ですからね。母は、「昔はお姑さんに仕えて、今は嫁さんに仕えて、何時になったらおれは仕えてもらえるんだ〜」って言ってます(笑)。
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