この辺の大工の建て方の特色について、自分でも情報収集してみたんです。いわゆる「気仙大工」って分野がありますよね。この辺りはその流れは確かにあるんですよ。「気仙大工」の繋がりのあるのは泊浜位まででしょうか。南三陸町の独特の建築の文化ってのを考えてみたのですが、いろいろな所から良いとこどりに技術を吸収した大工が育つ土地柄なのかな、と思います。
私の先生の、そのまた先生は、「気仙大工」の勉強をして、その流れを汲む人だったですし、実家も「気仙大工」の流れを汲むらしいです。それがこれだ、とはっきりとは言えませんが。
「『大工』として生きる」芳賀義人さん
[宮城県本吉郡南三陸町志津川中瀬町]昭和35(1960)年生まれ
投稿日:2012.01.01
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